2008年1月31日木曜日

2008年1月30日【多忙】

午後から霞ヶ関、その後汐留で研究会。夜8時、知人と南青山のレストラン・ランブリーにて食事。午後11時まで。

2008年1月30日水曜日

2008年1月29日【善の研究】

午前4時起床。しばらく自宅で小一時間ほど資料の整理など。午前5時過ぎの京浜東北線で出勤。西田幾多郎『善の研究』読了。

2008年1月29日火曜日

2008年1月28日【試験監督】

午前3時起床。近くのファミリーレストランで原稿書き。気がつくと午前7時。東海道線で出勤。午前午後と試験監督の日。試験監督終了後、採点等の打合せを済ませ、帰宅。

2008年1月28日月曜日

2008年1月27日【「待ち」の一日】

深夜まで原稿書き。相変わらずの遅筆。午前8時に起床。上野の国立科学博物館に大ロボット博覧会を娘と見に行く。最終日とあってたいへんな行列。寒い中を 自動販売機で買った缶飲料を懐炉代わりにひたすら待つ。待つこと1時間半で入場。目玉のアシモのショーは2時間待ち。いずれも根性で並ぶ。結果、昼食も正 午をかなりすぎることに。で、館内のレストランはとても混み合っていたので別の場所に。久しぶりに上野精養軒のレストランに行く。昼下がり池を望みながら の昼食もオツなモノ。ただ、ここでも30分待ち。
とにかくきょうは「待つ」ことに一日費やしたような日であった。
だが、娘は口も達者になり一人前の口をきくようになった。そのせいであろうか。あれこれ二人でしゃべっていると、待っている時間は意外にもあっという間にすぎていく。

2008年1月27日日曜日

2008年1月26日【無題】

深夜まで原稿書き。午後7時過ぎ起床。正午に内幸町のプレスクラブで打合せ。少し早めに新橋に到着。時間まで今朝やり残していた仕事。午後3時打合せ終 了。しばらく歩いて、銀座コアビル内のブックファーストにて速水優『中央銀行の独立性と金融政策』(東洋経済新報社、2004年)を購入。その後、三田。 午後10時過ぎまで資料整理など。帰宅は午後11時半過ぎ。

2008年1月24日木曜日

2008年1月23日(3)【熱点】

いまだわが家ではインターネットを利用することができない。来月はじめには開通の見通しだ。平日は容赦なくメールが入る。平日に勝手に休む私が悪い。PHSで常時確認しているが、スマートフォンでの返事には手が余る場合も少なくない。
で、結局、散歩がてら娘と横浜へ。湿っぽい雪が降る中、JRで横浜に向う。もちろん、目的は無線LANにアクセスすることのできるホットスポットである。
横浜駅前のシェラトンホテルのロビーは、ホットスポット。4歳の娘を待たせて一時間弱メールなどの送信。退屈だろうによく我慢してくれた。というのもその 後に待っているご褒美が目当てなのだろうが・・・。実は、彼女に横浜ルミネにあるトップスでパンプリンをごちそうすると約束していたのである。
ルミネにある有隣堂で彼女のために絵本を一冊と荒谷大輔『再発見日本の哲学 西田幾多郎---歴史の論理学』(講談社、2008年)を購入。
ここ数日の通勤読書のお供は西田幾多郎の『善の研究』。大学以来何度か挫折したが、不思議と今回は随分と楽に読み進んでいける。なんてことはない、著者の言うとおり、第二編から読んでみたのだ。こうすると面白いように頭に入る。第一編のハードルが高すぎたのだ。

2008年1月23日水曜日

2008年1月23日(2)【書斎ができたというのに】

せっかく書斎ができたというのに、台場の頃の習慣は変わらない。今朝も午前3時に起きだして、30分後には近くの24時間営業のファミリーレストランに。朝食時間(午前8時)ごろまで原稿書き。かなり冷え込んだ朝。雪がちらついている。

2008年1月23日【朝刊は午前3時に】

午前3時頃になると、家外にバイクのエンジンの音が聞こえてくる。そして、止まる。ポストをあける音がする......。わが家の辺りはどうもこの時間に新聞が投げ込まれるようだ。始発出勤で午前4時半に家を出るとしても、その前に新聞を一通り目を通すことができる。きょうは、妻が午前中皮膚科に出かけるため、子供たちと留守番。午後からは三田に行かず原稿書きの予定。

2008年1月22日【採点】

午前8時半自宅を出て、藤沢駅を経由し小田急線で週に一度出講している大学へ。大体10時過ぎに大学の最寄りの駅に着くので、台場から通っていときとそう変わらない。午前中に試験を実施し、午後からすぐに採点に取りかかる。ここ数年、このやり方が効率的で事務当局もよろこんでくれる。二人の学生が満点。二人ともよく講義を聴いていた学生なので、よく覚えている。

2008年1月21日月曜日

2008年1月21日【難民】

出端をくじかれた格好だ。21日は近くのファミリーレストランで迎えた。始発までここでがんばろうと思っていた。いつもなら24時間営業のこの店、今日に限り、清掃のため午前2時で閉店だという。そういえば、台場のサイゼリアでもしばしばこの憂き目にあった。しかし、台場と違うところはこれに代わりうる店がないということだ。台場ならば、バーミヤンがある、マクドナルドがある。
しばらく待ちを彷徨うものの仕事ができそうな店は見つからず、一旦自宅に戻る。もう一度出直そう。廣松渉『<近代の超克>論』で気になった点をノートに書き留める。17日のCOE経済史演習で話題になった「秩序」の問題についてかつて整理したノートを見直し、修正を加えておく。
きょうは、夜半過ぎから雪だといっているが、まだその気配はない。いま、午前2時半。始発電車まであと2時間。

2008年1月20日日曜日

2008年1月19日【面会】

わたしのところで卒業論文の作成をし、このたび無事に完成させた二人が別々に研究室に立ち寄る。2月1日に予定されている卒業面接試験の対策を相談。自分の調べた結論を信じ、自信をもってこなしてもらいたい。
レーニン『帝国主義論』読了。次は、幸徳秋水の手による『帝国主義』を彼の名文とともに味わいたい。今回読んでみてわかったが、『帝国主義論』をはじめ古典の新訳を意欲的に試みている光文社の文庫は随分読みやすい。近時話題の『カラマーゾフの兄弟』もこの文庫から新訳が出ている。このシリーズではあと数冊読んでおきたいものがある。

2008年1月19日土曜日

2008年1月18日【久方ぶりの語らい】

午後からめまぐるしい一日。講義終了後、試験問題などの打合せ。その後、汐留某社。午後4時から午後6時まで研究会。その後は、親しい友人と夕食をかね、新橋で飲む。久方ぶりの楽しき夕べ。午後11時帰路につく。

2008年1月18日金曜日

2008年1月17日【秩序について】

オブザーバーで出席していた経済学研究科経済史演習の今年度最後の授業。秋学期のまとめと今後の方向性の議論。途中、「秩序」について経済史の研究者の認識を聞く。大雑把ではあるが、わたしが理解している秩序というものの捉え方(当然、専門との兼ね合いで経済秩序のことを念頭に置いているが)について説明。わたしの整理は、かつて読んだワルター・オイケンの『経済政策原理』の二つの秩序概念と猪木武徳『経済思想』及び『新哲学講義7自由・権力・ユートピア』において井上達夫によって述べられた議論が前提となっている。自分なりの整理をきちんと書き留めておく必要性を認識。
その後、ファカルティで皆とのんびり昼食。帰宅途中、横浜駅西口地下街の有隣堂で刊行されたばかりの岩波文庫版『雇用、利子および貨幣の一般理論(上)』(ケインズ著・間宮陽介訳)を購入。

2008年1月16日水曜日

2008年1月15日【24時間】

横須賀線始発にのり出勤。午前中は図書館に行ったり、湯便局で用を足したり。午後は、虎ノ門界隈の喫茶店でずっと原稿書きなど。夕方からは研究会。引き続き皆で夕食。新橋から京浜東北線で帰路につく。帰宅は午後11時。しばらく資料整理や本を読んで過ごす。いま、日付が変わって0時半。これで24時間ずっと起きていたことになる。長い一日だったが、能率も上がった。虎ノ門の書原で、レーニン『帝国主義論』(光文社文庫、2006年)とゲルナー『民族とナショナリズム』(岩波書店、2000年)を購入。

2008年1月15日火曜日

2008年1月15日【深夜のすかいらーく】

休日は、ずいぶんとのんびりした。今週からはまた気分を入れ替えて仕事だ。というわけで、きょうは真夜中の12時半に目が覚めた。当然始発まではしばらくあるので、出勤の準備をして近くにある24時間営業のファミレス「すかいらーく」に。午前4時半くらいまで、報告の準備原稿の作成。深夜のお客さんは、数名程度。午前1時頃、別々に二人の中年女性。午前2時過ぎ、若い男性が二人。女性は、二人とも寝ている。この店は、睡眠に寛容なようだ。でも、台場に住んでいたときにしばしば利用していたサイゼリアよりずいぶん高くつく。サイゼリアは偉大だ。

2008年1月14日月曜日

2008年1月14日【どんと焼き】

明け方午前4時に起床。家族が起き、朝食の準備ができるまで読書。午後から近くの神明社でどんと焼きが開催される。小さな神社にたくさんの人が集まる。いまだ古い住人の多さと地域共同体の存在にわずかながら安堵。

2003年1月13日【廣松渉『<近代の超克>論---昭和思想史への一視覚』】

昨年購入し、一度通読した本、廣松渉『<近代の超克>論---昭和思想史への一視覚』(講談社学術文庫、1989年)を読み返す。小林敏明著『再発見日本の哲学・廣松渉---近代の超克』(講談社、2007年)と併せて、読むのがきわめて有意義。
「京都学派の哲学的人間学は、西洋における生の哲学や実存主義のインパクトを受け留め、人間を以て単なる『理性的存在者』とみる一面的な啓蒙主義的人間観に対して、人間存在を『生の現実』に即し『情意的な面』までを含めて総体的に捉えようと努力したのかもしれない。そして、多分に社会有機体説の発想との親近性を示しつつ、人間存在の本源的な共同存在性を把えたのかもしれない。しかし、それは、古典的な近代哲学の啓蒙主義的理性主義や個体主義、その準位に立った古典的な人間主義に対して、一種のロマン的な揺り戻し、そのかぎりでの新装版人間主義を対置したものにすぎないのではないか。そして、この知的・情意的な構えや有機体主義的な発想が、日本浪漫派の"文士的"近代超克論の情念とも相通じたがゆえに、かの『近代超克論統一戦線』が形成され得たのではなかったか」(廣松前著p.252)。
戦前における思潮が、統制経済論とどうシンクロしたのか。その手がかりが示唆された一文である。

2008年1月13日日曜日

2008年1月12日【無題】

午前11時に来客。これに併せて出勤。その後夕方まで研究室にて仕事。午後6時からかつて聴講していた経済学部のゼミナールのOB会。終了後、西麻布のSo Barへ。午後11時すぎ解散。

2008年1月7日月曜日

【廣松渉---近代の超克】

昨晩、小林敏明著『廣松渉---近代の超克』(講談社、2007年)をもう一度読み直す。コンパクトだが読み甲斐のある力作だと思う。「近代」という問題の読み解き方、そして廣松と京都学派との奇妙な一致、実に示唆に富む一冊である。

2008年1月6日【初釜/猪らぁ麺】

午前3時半起床。京浜東北線の始発で出勤。午後2時まで研究室で仕事。恵比寿を経由して目黒不動へ。午後6時から初釜。一昨日お誘いいただいた。久しぶりの茶と畳の匂い。午後8時終了。その後、南青山のヘルムズデール。5日・6日限定のイノシシ肉で出汁を取ったラーメンをいただく。これも先日伺ったときにお誘いいただいた。チャーシューはかなりいい味が出ている。恵比寿から湘南新宿ラインに乗って帰宅。

2008年1月6日日曜日

2008年1月5日【出産祝】

午前8時に三田。午前中資料のコピーや細々とした仕事をし、午後から横浜そごうに友人の出産祝を買いにいく。しばらくぶりの横浜そごうだったが、今後は定期も使えることだし、しばしば使うことになろう。紀伊国屋書店がずいぶんと充実していたのに少し驚いた。午後4時すぎ妻の実家に到着。小一時間ほど娘と近くの森を散歩。夕食後帰宅。

2008年1月5日土曜日

2008年1月4日【初六本木ABC】

昨日ビデオで録画したローマ史に関するテレビ番組を途中まで見ながら、掃除洗濯をこなしてから出勤。昨晩で『国家論』読了。田町駅前の虎ノ門書房で岡村久道『個人情報保護法の知識』(日経文庫、2005年)と國貞克則『財務3表一体理解法』(朝日新書、2007年)の二冊を購入してから、スターバックスで軽食。その後、三田研究室へ。夕方まで仕事。夕食は南青山のヘルムズデール。食事の後、六本木のABCへ。六本木のABCにはひと月ほど間があいた。最近、これほど立ち寄れなかったのも珍しい。特に本を購入することもなく、夜半過ぎに帰宅。

2008年1月4日金曜日

2008年1月3日【神明社】

自宅を出たのは午前10時頃。そういえば引越をしてからこの地の氏神様にごあいさつをしていないことをふと思い出し、近くの神明神社に初詣に出かける。かつて住んでいたお台場地区の氏神様が芝大神宮であったから同系列ということになり、幽かな縁を感じつつ参拝。少し長い急な階段をのぼったところに小さな社殿だけがあるだけの社で社務所もなく宮司も他の神社との掛け持ちらしい。だが、少し開けた境内を取り囲むような背の高い木立は確かに神社のたたずまいである。きょうは氏子の方々が数人境内におり参拝客にお神酒を振る舞っていた。わたしも一二杯日本酒をいただきながらこの界隈にまつわる話に耳を傾けた。氏子の一人によればこの神社のすぐ近くに俳優の笠智衆さんのご自宅があったという。同氏はしばしばこの境内に立ち寄ってはここで台本を読んでいたのだそうだ。新しい土地への好奇心はつきない。契約上、ほんの数年だけのお付き合いになるかもしれないが、少しずつこの土地に慣れ馴染んでいければ。

2008年1月3日木曜日

2008年1月2日【国家論】

深夜1時半頃に咳が酷くなり目を覚ます。体調は悪くないのだが、咳が抜けない。前日は、早めに床についたので、朝まで本を読んで過ごす。大晦日、渋谷のリブロで購入した佐藤優『国家論---日本社会をどう強化するか』(日本放送協会、2007年)。

2008年1月2日水曜日

2008年1月1日【初詣】

朝7時起床。お節を食べてから、江島神社へ初詣。いつものように、参拝の後は紀伊国屋にて女夫饅頭を一つだけ食べて、姉妹社である実家近くの龍口明神社へ参拝。一日のんびりすごす。早めに就寝。東京新聞正月版の鷲田清一と内田樹の対談を興味深く読む。

2008年1月1日火曜日

2007年12月31日【大晦日】

ちょうど湘南新宿ラインの電車が目の前に止まったので、きょうは大学に行く前に恵比寿か渋谷に寄ることにする。
「どうせ本屋に寄るのだけれど、恵比寿には有隣堂一つ。しかし、渋谷には数件。だが、いま渋谷のブック1stは仮店舗営業で大幅縮小。お気に入りの古本屋も大晦日に営業しているとは思えない。思い切って新宿まで出ようか」。
と、逡巡した末に、結局渋谷へ。ただ何となく、思潮社の現代詩文庫『伊東静雄詩集』があることを期待して、渋谷のパルコ地下にあるリブロへ。関心から繰り返して読むことが多い橋川文三『日本浪漫主義批判序説』(角川書店、2001年)の注でちょっとだけ触れられていた。
リブロでは、『伊東静雄詩集』と佐藤優『国家論---日本社会をどう強化するか』(日本放送協会、2007年)を購入。