オブザーバーで出席していた経済学研究科経済史演習の今年度最後の授業。秋学期のまとめと今後の方向性の議論。途中、「秩序」について経済史の研究者の認識を聞く。大雑把ではあるが、わたしが理解している秩序というものの捉え方(当然、専門との兼ね合いで経済秩序のことを念頭に置いているが)について説明。わたしの整理は、かつて読んだワルター・オイケンの『経済政策原理』の二つの秩序概念と猪木武徳『経済思想』及び『新哲学講義7自由・権力・ユートピア』において井上達夫によって述べられた議論が前提となっている。自分なりの整理をきちんと書き留めておく必要性を認識。
その後、ファカルティで皆とのんびり昼食。帰宅途中、横浜駅西口地下街の有隣堂で刊行されたばかりの岩波文庫版『雇用、利子および貨幣の一般理論(上)』(ケインズ著・間宮陽介訳)を購入。
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