進学、就職など新しい生活の準備で、どうしても慌ただしくなる年度末。わが家も、今年は、妻がクラス役員などを引き受ける可能性もでてきたというので、これまで使っていた携帯電話(ガラパゴス携帯:ガラケー)から、クラスの父兄の連絡などのため、よりPCに近い作業ができる、スマートフォン(スマホ)に乗り換えることにした。ちょうど、端末を購入する際に契約した月賦も払い終わり、「2年縛り」も解除された。このタイミングで解約しなければ、解約手数料として1万円近く支払わなければならない。
そこで、時間に余裕のある休日の午後、近所の携帯電話ショップに出かけることにした。目的は、iPhone5。お世辞にもPCが得意といえない彼女の生活を変えたのは、iPadだった。自宅のリビングで簡単なメールのやり取りなどができればいいと思い、わたしが初代iPadを購入したのだが、これを導入後、彼女は見違えるくらいインターネット生活をエンジョイするようになった。iPadで使い方になじんでいるiPhoneを選択するのが当然の成り行きだった。
いまや、iPhoneはどこのキャリアでも扱っている。だから、一応、価格調査をするために、3社の携帯電話会社のショップをまわってみた。
そこで、目にした光景は、驚くべきものだった。店頭に派手に貼られたポスターには、「家族三人なら最大24万円還元」の文字。三社いずれもが、金額こそ違うけれども、法外ともいえる現金還元をうたっていた。確かiPhone5が発売された半年ほど前は、端末の代金は7万前後だったはずだ。24万円を3で割れば一人当たり8万円。買えば、単純に計算して1万円得をするということなのだろうか?一体どういうことになっているのだろう。
よくみれば、新規に契約する顧客に対してではなさそうだ。MNP(番号持ち運び制度)を利用して、他の携帯電話会社から乗り換えるユーザーだけに適用されるものらしい(つづく)。
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